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井上精工社長のずぐだれ日記

株式会社井上精工代表の井上隆が 日々思う(どうでもいい)ことをだらだらと綴っております。

ド素人の富士登山 その12

■エピローグ

こうして私の初の富士登山は無事終わりましたが
今回はいろんなお蔭がありました

一つ目は、N社長という存在
N社長の情報収集力と用意周到さが無かったら
アクシデント多発だったんじゃないかな?と思います
彼のお蔭できちんとした備えができていたことは本当に大きかった

二つ目は、天気
天気が良ければ、まず、誰でも登れると言っても過言ではないでしょう

備えと天気、特に重要なのはやっぱり天気かな
多少の準備不足があったとしても、天気さえよければなんとかなる気がします

そういう意味で、近場の人はいいよなぁって思います
極端な話、多少の経験と備えさえあれば
「お、明日は天気良いな、んじゃ行ってくっか!」
みたいな感じで(気軽に?)行けちゃうんですよね
また、もしも途中で天気が悪くなってきても
「また今度にしよう」と簡単に諦められます
というか、何も登頂に拘らなくたっていいんですよね
明日は子供もつれて7合目まで行ってくるか!ってできるんですよね
いいなぁ~


さてそれで、お鉢めぐりを終え、目的を果たしたN社長に対し
「オレは富士山に登りたいだけで、最高地点とか別にどうでもいいっし」
「もう富士山に登ることはないっし」
といってた私でしたが…
確かに登ってすぐはそんな気持ちだったのですが
こうして思い出しながらブログに綴っているうちに
なんだかもう一回登りたい、やっぱりお鉢めぐりもしてみたい
そんな気持ちになっている自分自身に気が付いてちょっと動揺しています

また富士山に登る日が来るのでしょうか???




(おしまい)




※この富士山ネタを続けていた間の9月27日に御嶽山が噴火し
 多数の死傷者が出ているようです
 登山客が命からがら逃げる様子が投稿されたYOUTUBEなどでみられました
 山頂付近は、富士山もそうでしたが、身を隠せるところが何もありません
 そんなところで噴火にあったら、本当に「死」を覚悟するしかないと思います
 被害に合われた方のお見舞いと、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます

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ド素人の富士登山 その11

■下山

12時55分下山開始
結局山頂にはちょっきり2時間いたわけだ

下り始めるやガスがかかってきて真っ白になってきた
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今登ってきてる人は大変だろうなぁ…と思った

一部供用するところもあるが
須走ルートの場合、登山道と下山道とはほぼ別になっている
そして、以前にも書いた通り足元が粗い砂利道のような感じで
ザクザクぬかるんで非常に歩きづらい

始めは悪戦苦闘しながらもだんだん歩き方のコツがわかってきた
胸を張り後ろ荷重にして大股にかかとを出してすべるようにすると
膝への負担も少なく楽に降りることができた

40分ほどで・・・たぶん八合目?
2時間かけて登ったところをあっという間に下ってきた

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山頂はもうすっぽりとガスに飲み込まれてしまった!

その後、七合目からがいよいよ「砂走り」
まぁ、ここまでと同じような砂利道なのだが
ここからは、スキーでいえば直滑降のように
ほぼ直線的に降りてくるんですね

ですので、中には文字通り走るようにザッザッザッと
リズムよく駆け抜けていく若い人もいました

私も初めはまあまあのリズムで軽快に降りてきていたのですが
途中から、ブーツの中で足が痛くなってきてどうにもならずスピードダウン!
下りなのでどうしてもつま先に荷重がグっとかかってきて
両足の親指の爪の部分が痛くて仕方ありません
登山前に足の爪を切ってはいたのですが切り方が甘かったか?
そこで、つま先をかばうように足を横に出して下りていたら
今度はくるぶしの下あたりに豆ができてきてこれまた痛い!

ペースがガタッと落ちた私を知ってか知らずか
N社長はズンズン進んで行ってついには姿が見えなくなりました
ここから私の苦難の一人旅が1時間くらい続きました

延々と続くザクザク砂利道の下り坂
周りはガスがかかって真っ白で遠くは何も見えません
視界は・・・そうですね、ひどい時は10メートルくらいでしたか?
須走ルートのため下りも人影はまばらです
タイミングによっては前後ろ人っ子一人いない中を
下山道の標識や白いロープを頼りにひいひい言いながら下りていきます

つま先はどんどん痛みが増してきました
でも、立ち止まってもどうしようもありません、とにかく下りるしかありません
たぶん3時ごろかな?痛みをこらえて
砂払五合目になんとかたどり着き、ようやくN社長と再会できました

N社長のほうは、軽快に下りてきたものの
途中で2回くらい滑って転んでしまったということで
脚や腕に擦り傷ができておりました

私はブーツを脱いでつま先を確認
可哀そうに右足の親指の爪は内出血して変色しておりました
とりあえずテーピングをして応急措置です
(ちなみに帰って数日後、爪はパカパカ浮いてしましました…)

「砂払い」ということで、「砂走り」はここまで
この後は、登り始めのような樹林の中を下っていきます
テーピングはしてもまだまだ痛いつま先をかばいつつ、痛みを我慢しつつ
でも、もうすぐゴールだ!という気持だけでなんとかN社長についていきます

今朝お祈りした神社に、今度は無事下山できたお礼をし
3時38分、ついに、無事に、下山です!!!
下りは2時間40分ほどでした

早朝、真っ暗だった売店の周りには
これから登り始めるような人の姿もありました
山小屋に泊まって、御来光を見るんでしょうか?
でも、天気は悪そうですよ…残念ですね、と心の声

ちょうど3時45分発の下りのシャトルバスに間に合いました
運賃は片道一人1220円です

バスの一番後ろの席に座り
カミサンに無事下りたメールをしたかと思ったら
速効で眠りに落ちた二人なのでした…



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ド素人の富士登山 その10

■山頂にて

さて、無事山頂に到着した我々がまず向かったのは売店
ここで800円の豚汁を食す
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あったかくてしょっぱい汁が五臓六腑に染み入ります・・・
(具は少なめでした)

周りを見ると、カップラーメンを食べてる人のほうが多かったかな
ちなみになぜか「シーフード・ヌードル」でした
こちらはお値段700円

食べ終わり一息ついてまったりしていると
「オレはお鉢めぐりしてくっけど、井上社長はどうする?」とN社長
私はもちろん「この辺りで待ってます」
「んじゃ、1時間半くらいかがっかもしんにけんど待っててけろ」
「寝ると呼吸が浅くなって高山病の危険があっから、寝ないようにな」
そう言うとN社長はそそくさと行ってしまいました

N社長が行ってしまった後は
まずは神社や売店をゆっくり見て回り
お土産用に、神社のお守りや、富士登山記念マグネットなどを購入
それからあらためて周りの登山客を観察しておりました

気付いた点としては
 ・小学生と思しき男の子や女の子もいました!(もちろん親子連れです)
 ・すごい軽装の人もいます!(ジャージや短パンなんて人も)
 ・ジョギングシューズどころか、スニーカーの人もいます!
 ・外国人も多かった(中国人のグループはペラカラ声がうるさい!)
 ・N社長はああ言ってたけど、寝てる人が結構いました(大丈夫だったのかな?)

そんなこんなで1時間ほどたち、お昼になりました
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下を見るとまさに数珠つなぎです
また、かなりガスが上がってきた感じです

見上げるとまだ青空が広がってますが少し風も出てきました
そんな中座って休んでましたからだんだん身体も冷えてきたようです
するとほどなくしてN社長が戻ってきました、時間は1時間ちょっとでした

あらためてN社長が神社売店巡りをしている間
富士山の火口近くまで行ってみることにしました
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正面奥に見えるのが今は閉鎖された富士山測候所です
あの辺りが本当の富士山頂、標高3776Mです
見た感じでは、お鉢めぐりをしている人は少数派のようでしたね

最後に有料トイレに入っていよいよ下山開始です!

※山小屋のトイレ・・・非常にありがたいです、もちろん
 有料とはいえ200円です、考えれば安いもんです
 でも、もう少し掃除してくれないかなぁ…と思ったのでした



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ド素人の富士登山 その9

■登り~終盤

吉田口ルートとの合流地点である本八合目到着
時間は9時15分・・・ついに5時間だ
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標識にはありませんが、標高3400M

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いやしかし、ホント天気には恵まれました!

ここから吉田ルートからの登山客も合流してきましたが
若干人も増えたかな?って感じで、それほどでもありませんでした
おそらくは、朝早く出た分、空いてたように思います
(登頂後に下を見たらまさに数珠つなぎでしたから・・・)

10分ほど休憩し、いよいよラストスパートです

脚は相変わらず重いですが痛みとかはありません
マイペースでゆっくり登る分には息も上がらず大丈夫です
そういえばあの鈍い頭痛も感じなくなってました
N社長が言うには
「これくらいゆっくりなら高山病の心配はない」そうです

30分もかからずに8.5合目に到着、時間は9時50分
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標高は3450M

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見下ろせばここまで頑張って登ってきた道が…
ご覧のとおり、登山客の数はまださほどでもありません

3分くらい休んだでしょうか
この前の本八合目で長く休んだら、かえって脚が重くなる感じがしたので、すぐに再出発です

登り始めたら、すぐ横をモクモクとガスがかかってきました
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これは・・・やはりこれから天気は下り坂か?
登頂まで持ってくれ~というのがこの時の切実な願いでした

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ゴツゴツとした岩場の中を進みます

もはや景観も風情もなにもありません
ただただ前の人についていくのみです

いよいよ九合目です!時間は10時20分
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標高3600M!富士山頂までもう30分!

九合目には『迎久須志神社』があるのですが
もう閉まってました・・・もうすぐ冠雪、冬支度ということなんでしょう

ここでも短めの休憩にして
さあついに山頂を目指して最後の登りです!
最後の最後の気力を振り絞って脚を前に出します
「かぁ~ちゃんのため~な~ら、エン~ヤコ~ラッ」
口にこそ出しませんでしたが、頭の中では
ヨイトマケの唄が延々エンドレスで流れておりました…

そして、ついに来た!テレビやネットで何度もみたことのある狛犬と鳥居です
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鳥居への階段ですが、結構段差があって、最後の最後に脚にきます・・・

でも実は、ここで終わりではありません
気持ちもう少し登って、ついに登頂です!
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10時55分、約6時間40分でした!(休憩含め)
みんなここで代わる代わる写真撮ってましたね

そうです、ご覧のとおり、ダウンやレインスーツは全然着ることがありませんでした
五合目登り始めからずっと同じ格好で登頂できました
ホント天気はバッチリでした!なんて幸運な…!



なお、達成感や充実感というよりはむしろ
「もう登らなくていいんだ」という安堵感のほうが大きかったかもしれません

それから、遺影とか写真までは持っていきませんでしたが
心の中では、昨年亡くなった母と一緒に登ったつもりでしたので
「どうだ母ちゃん、オレがんばったべ!」
「日本一の富士山に登ったぞ!眺めはどうだ!」
と、どこか晴れがましい気持ちでいっぱいでした



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ド素人の富士登山 その8

■登り~中盤

6時25分ごろ本六合目を出発

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この辺りから緑が無くなり、岩だらけの殺風景な感じになる
ただし、登山道の部分はそれなりに整備されているので
そんなに登りづらいということはない

1時間近く登って無事七合目に到着、時間は7時20分ごろ

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標高3090M・・・ついに3000M台だ!

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ソイジョイは見ての通りパンパンに膨らんでいます

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おお!頂上がだいぶ近づいた感じだ!
でもここまで3時間ちょっとということは、登りはまだ半分きてないってこと…

ここでトイレも済ませ、10分くらい休んでまた登り始めます
それで、私自身、ここまで順調ながらも多少は疲労が蓄積してきた感じでしたが
追い打ちをかけるように、七合目を出てすぐの部分、急こう配なのに砂利道のように足元がザクザクして
足を取られるは、滑るは、そのために踏ん張るは、で一気に息が上がり疲れがピークに!!!
(後で調べたら、ここは下山道と登山道が一緒になってるんでした
そのため、「砂走り(※後述)」のようにザクザクしてたんですね)

いきなり脚が止まった私でしたが
大汗をかきながら一歩一歩まさに踏みしめて登って行きました
ちなみにN社長のほうはまだまだ大丈夫で
私と付かず離れずの距離を保ってサクサクと前を進んで行きます
「N社長も自分のペースで登りたいだろうに…」
申し訳無い気持ちもあるのですが
そうはいっても、思うように足が動いてくれません

本当に一歩一歩、足元だけを見てゆっくりと登っていきます
それでも時たま頭をあげると、見上げれば少しづつ近づく富士山頂
見下ろせばこれまで登ってきた登山道と雲海という絶景!

必死に登ってようやく本七合目、時間は8時5分
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標高3200M

ここまで4時間ほど
今思い返してもここが一番きつかった!

ここで酸素缶を吸ってみる
せっかく持ってきたこともあるし
鈍い頭痛が、ひどくもならないけど収まりもしないで続いていたからだ

ここでも10分くらいの休憩で出発
あまり休むと汗で体が冷えたり、またかえって体が重くなるので
休憩はなるべく長くとらないように気を付けた

さて、登り始めたものの、とにかく足が上がらない
一歩一歩ゆっくりと登っていく

ちなみに、本八合目で、初心者向けで登山客も多い「吉田ルート」と合流するが
それまではわりに登山客が少ない「須走ルート」
そんな遅いペースでもそれほど他の人の邪魔になるわけでもなく
マイペースで登れたのは結果として良かったのだと思う
というか、自分でもかなり遅いと思った私でさえ「抜きつ抜かれつ」だったけど…

そして、ようやく八合目に到着!時間は8時45分
標識は撮りわすれ…

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奥のほうに見えるのが山中湖

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バランス崩したらまっさかさま落っこちちゃいそうですね…

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ここまで4時間半!あと2時間ちょっとだ!

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